よしこれからキャンプに行くぞとなって初めて買うギアはテントだと思う。
種類は色々ある、ドーム型、ワンポール、パップテント、ツールーム、ベル型など…迷ったら最初はドーム型のソロテントを買えば間違いないと思う。ソロで行く前提だが。
ドーム型ソロテントをオススメする理由。
まず値段、機能性、サイズ感、全てにおいてバランスが良いものが多い。
はじめのうちはなにがなんだかわからず、「テントはデカイほどいいんじゃないの?」と思った筆者だが、見事に失敗。LOGOSのドゥーブルテントは大きすぎるし、ポリエステル素材なので真夏では非常に暑かった。
デメリット
- 軽量を望むならもっと軽くてコンパクトなテントがある。
- 別途でキャノピーポールが必要な場合がある。
- スカート付きのテントがあまりない。
- 2人以上はキツイ。
メリット
- 比較的コンパクト。
- 値段が安いのでガンガン使える。
- 設営が簡単。
1人で寝る分には余裕があり、コンパクトに収納できて、持ち運びにも便利だ。特にコンパクトに収納できるというのはキャンプをするにあたって非常に重要になる。徒歩キャンプはもちろん、オートサイトにおいても車への荷物を取りに行く往復の回数が減るのはメンタル的にも体力的にも後に響くのでなるべく負担がないようにしたい。
値段
まず値段が安くてそれなりに使えるものは、ワークマンのBASICドームテントだろう。
必要最低限の居住性はありながら¥4900で買えるのはとんでもないことだと思う。
最初のテントは皆これで良いんじゃないかと思う位出来まあ良い。さすがに値段相応の部分はあるものの、不便なところは見つからなかった。
様々なキャンプスタイルがある上にそもそも継続してハマれるかどうか、という点から考えてもこのテントをとりあえず買ってみれば後悔はああまりしないと思う。もしハマらなければ、メルカリ等で¥3000円台で手放すのもアリだ。
耐水圧
テントやレインウェアには耐水圧と呼ばれる数値があって、ざっくり言えばテントがどれだけ水を染み込ませず耐えられるかという数値だ。素材にも影響されるし、一概に正解がないので季節、スタイルによって変わってくる。
テントの耐水圧は1,000mm~10,000mmと幅広く存在する。メジャーなテントは大体強い雨にも耐えられるくらいの1,500mm程度はあるので選ぶ際の参考にしてほしい。
日常的に使ってるもので言えば、傘は200mm~500mm程度なので、テントと比べると耐水圧は低めだ。傘はせいぜい1時間くらいしか雨に打たれないのであまり心配はないが、テントは最悪1日中雨に打たれるので耐水圧が低いと雨漏りの心配がでてくる。
なので耐水圧が高ければいいのでは?と思うかもしれないがそういうわけではないのがギア選びの難しい所だ。
- 通気性が悪くなるので、結露が発生しやすくなる。
- 夏場は空気の通りが悪くなり、蒸し暑くなる。
といったデメリットもあるからだ。
そこで、ダブルウォールテントというものがあって、簡単に言うとインナーテント(内側のテント部分、寝床となる場所)とフライシート(インナーテントの外側にかぶせる布)の二枚の壁となる幕があるタイプのテントだ。
重量が重くなるが、キャンプ用途ならダブルウォールで問題ないと思う。
UVカット加工
これはあればいいな、くらいの機能だがUV加工されているものは日焼け対策にもなるし日陰も濃くなるので過ごしやすくなる。
サイズ
居住スペースは、どれも大体同じなので考慮しないものとする。商品に記載のある使用人数は「最大収容人数」というどれだけテント内に人を詰め込めるかみたいな数字なので快適に過ごすには記載人数からマイナス1人で使用するのが良い。
例えば1人で使用するなら「2人~3人用」のテントであれば、テント内で窮屈になることはない。実際には寝床のほかにザックを置いたりテーブルを置いたりするからだ。